目的

ユビキタス アンビエント

21世紀はアンビエント情報社会と言われ、高度な情報技術を用いて、快適に、いつでも、どこでも、誰でもが、安全に、安心して豊かな生活ができる社会の実現が求められています。このための情報通信基盤の整備が急務の課題であり、研究開発が世界レベルで行われています。

日本が世界の中で発展していくには、海外諸国と協調の中で競争し得意な分野で国際競争力を持った革新技術を開発し、世界のリーダー役となり、国際社会へ貢献することが必要です。情報・電気・電子分野において日本は、情報家電、カーエレクトロニクス、ゲーム、情報通信機器等で世界を圧倒する強い技術を長年保有しており、今後も継続して競争力を高めておくことが非常に重要です。

日本の強さは革新的な材料、デバイスを開発し、さらに高性能なハードウェアと高機能なソフトウェアが一体となった超大規模集積回路をコアとする電子機器として統合化した点にあります。これらの電子機器には高機能、高性能でありながら超低消費電力、小型化、高信頼性が必要不可欠で、しかも社会的に安全で、あらゆる人間に使いやすく、地球環境に優しいことが要求されています。

拠点の目指すアンビエントSoC

本拠点は21世紀COE拠点を発展させ、早稲田大学が長年蓄積し世界的業績を挙げてきた関連技術-ナノテクノロジー(NT)を駆使した新材料と革新的デバイス、高度な情報サービスを創出する情報通信基盤ソフトウェア(IT)、および、誰でもが安全・快適に使い易い情報環境を提供するアンビエント技術(AT)-を結集し、これらを統合化しチップ上に実現するSoC(Sensor, Software and Service on Chip)技術の国際拠点になることを目指しています。この実現のために、博士課程を抜本的に改革し、海外研究機関、企業と密な連携を図り、若手研究者を育成し、世界で最高水準の教育研究機関になることを目的としています。