本拠点はアンビエント情報社会の実現を目指し、NT、IT、ATの最先端技術を深耕し、それらをシステムとしてチップ上に統合するSoC(Sensor, Software and Service on Chip)技術で世界最高水準の教育研究拠点となるために、以下の計画を実行します。
国内外から多数の優秀な学生を博士課程学生として選抜入学させ、国内外の一流研究者の協力のもとに徹底した研究指導を行い、顕著な業績と併せ実践力を備えた博士号取得者を輩出し、社会で活躍できる体制を整備します。そのために、学生が学部卒業後、最短3年で博士号取得できるような研究指導を推進します。博士号取得に当たっては、国内外でのインターンシップの経験とチップを含む実践的な物作りの経験をさせること、SCI(Science Citation Index)認定誌や一流国際会議への論文採録が採録されること、博士論文は英語で作成することを目標としています。RA(GCOE研究員)制度を導入し優秀な学生に生活費相当額を支援することも計画しています。5年後において本拠点から毎年多数の優秀な博士号取得者を輩出し、国際的な研究者や技術者として自立することを目標として進めます。
NT、IT、ATの各技術分野を深化させSoCとしてシステム統合することで、世界をリードする傑出した成果を可能とする研究体制を構築します。早稲田大学は、情報・電気・電子分野において国内外でトップの教育・研究機関を目指し近年大幅な組織改革を行ってきており、従来の東京地区に加え、2003年より新たに本庄市と北九州市に独立大学院を設置して大学院の3地区体制を確立しています。現在、本拠点に関わる専任教員は60名、博士課程の在籍者数は180名に及んでいます。本プログラムの遂行のためにマネジメントを統括するASoC(Ambient SoC)研究センターを総長直轄のもとに新設し、学生や研究員が各拠点で技術分野の専門を深め、SoCへのシステム統合の研究が総合的に推進できる体制を構築します。
国内産業界や海外研究拠点との連携を密に図り、世界最高水準の教育研究拠点を目指します。具体的には、企業群と共同でASoCコンソーシアム発足させ、客員教授、客員研究員を企業から迎え、企業と本拠点間での人材の交流と最新技術の情報交換をする場とし、博士号取得者、ポスドクが企業で活躍できる機会を与えます。また早稲田大学がすでに設置している海外拠点とも連携し、本拠点に協力する海外大学(カリフォルニア大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学、イリノイ大学、台湾大学、清華大学等)と若手研究者を相互派遣するとともに、著名な海外研究者を客員教授として迎え、本拠点で最新技術の講義と研究指導に当てることを予定しています。さらに海外および国内の有識者からなる外部評価委員会を設置し、定期的に委員会を開催することで世界レベルでの評価を常に受けることにより、本拠点の改良に努めます。